自治会長は忙しい――その2        2008.11.11

 本年4月からたまたま成り行き上、地元自治会の自治会長を引き受け、余暇人生の危機の日々が相変わらず続いています。その余波をモロに受けて、このHPの更新が疎かになり、それ故このところアクセス数の伸びが顕著に低下しています。掲載内容がマンネリ化すれば面白くなくなるのは当然のことで、見て下さっている方はよく解っているなと感心する次第です。
 自治会長の業務は、市役所からの配布物を仕分けして班長さんへ配布、市関連の各種説明会・行事・会合への出席、自治会関連会合・行事の準備・出席など、結構やらなければならないことが日常的に頻発します。何処まで関わるかにも因りますが、真面目に対応すると、なかなか負担が大きく、私はリタイヤしていて時間に余裕があるから良いものの、現役の方の場合は時間のやりくりが大変だと思います。

 私の住む地域は、8月に地域一番の盛大な夏まつりが毎年開催されており、今年は自治会長として関わらざるを得ない立場となり、予想以上に過大な負担に対峙せざるを得ない、ある意味で得難い体験をさせていただきました。例年通り多くの参加者があり、無事成功裡に終了し、一段落ついた所ですが、夏まつりのあり方・規模等について問題点が多々見受けられました。この件は、会員の皆様の考え方・意見に大きな乖離があり、現在、フォローアップ検討中で論争の過程にあるので、後日整理したいと考えています。
 夏まつりに続いて、10月には文化祭がありました。こちらの方は実行委員会の皆様が準備・運営を全て順調に適切に取り仕切って下さったので、会長の役割は、節目の会合で挨拶をする程度で済み、負担は少なく大助かりでした。

 更に続いて、11月には地区毎に開催の敬老会があり、敬老会実行委員会が準備に当たりました。実際作業に携わってみると、意外な程準備すること・作業することが多く、案外大きなエネルギーを要することが解りました。幸いにして、準備を分担して頂いた委員の皆様が、それぞれの担当分野で各人の人生で培ってきたスキルを適宜適切に発揮され、大旨順調に準備が整い、感謝の極みです。その結果として、ご出席の皆様には喜んでいただけたようで、結構内容の良い敬老会になったような気がしています。
 蓮田市老人福祉センターで11月3日に開催、中野市長さんもご臨席下さり、実行委員長として大略下記のような開会挨拶をさせて頂きました。


 おはようございます。今年、椿山自治連合会会長を務めさせて頂いている一丁目の野津です。皆様ご長寿おめでとうございます。本日はこのように大勢のお元気な皆様にお集まり頂き、誠にありがとうございます。
 本日の椿山敬老会は、椿山には現在75歳以上の方が299名ご健在で、ご案内を差し上げたところ、114名、38%のお元気な皆様からご出席のご返答をいただきました(注:ご都合等により、実際の当日参加者数は103名)。

 少し前までは人生50年でしたが、これが栄養状態が良くなり、医療・衛生も良くなって平均寿命の伸びが著しく、最新の2007年の統計数値では、日本の男性の平均寿命は79歳、女性は86歳に、文字通り人生80年時代になっています。
 ところで現在、日本で最高年齢の方、何歳かご存じですか? 私、今日は何か話さなければと思ってインターネットで調べてきました。答えは沖縄の女性、安里千代子さん110歳です。そして100歳以上の方が全国で実に36,276人もご健在です。では蓮田市はどうか? 市役所の福祉課で聞いてきました。100歳以上の方が6名、市内最高齢者は根金在住の104歳の方です(注:お名前もお聞きしましたが、個人情報保護法の関係で、残念ながら教えて頂けませんでした)。そして椿山の最高齢者は4丁目にお住まいの98歳の方です。今日ご出席になっていますか?
 98歳というと後2年で100歳、100歳になると国からお祝状と記念品がいただけますので、是非頑張って長生きして頂きたいと思います。皆様も目標100歳でお元気にお過ごし頂きたいと思います。

 ところで人間はどのくらい生きられるか、歴史的に見ると案外短命なのです。今から5,6千年前の縄文時代の平均寿命は、統計資料があるわけではありませんが、推定で20歳以下だそうです。これは新生児・乳幼児の死亡率が高かったためで、15歳ぐらいまで無事育つと30歳ぐらいまで生きたそうです。平均寿命はその後少しずつ伸びましたが、江戸時代でも未だ30歳台、大正時代に40歳に、昭和20年代、今から60年前頃に漸く50歳に到達しました。従って、つい最近までは人生50年だったのです。定年50歳で丁度平均寿命と合っていた。それ故、多くの方が定年後間もなくお迎えが来て、老後のことを考える必要がなかったのです。
 そして、1950年代には主要先進国の中で最低だった我が国の平均寿命が、1970〜80年代の高度成長期に欧米諸国を全て一気に抜き去り、世界一へ。これこそ戦後日本が世界に誇る素晴らしい実績とされています。
 それを可能にしたのは、一つは最近ほころびが目立ってきていますが、昭和36年に制定された国民皆保険制度の普及です。何時でも、何処でも、誰でも比較的低料金で医療の恩恵を受けられるのは、当たり前のようで大変有り難い制度なのです。今一つは日本的食生活、この二つの要因によると言われています。ご飯にみそ汁、漬け物、さかな、これらはどれも健康食そのものなのです。

 本日ご出席の皆様はお元気な方達ばかり、是非このまま健康長寿を保ち、私自身もそう願っていますが、ピンピンコロリで天寿を全うして頂きたいと思います。そのためにはどうしたら良いか? 長寿村で長生きの条件を調べてみると、前提条件として、水・空気の質が良い、そして気候・住環境が良い事だそうです。椿山は都内に比べればずっとこの条件に合っていて、これらはクリアしています。大事なのは、次の5つです。
@労働がやや厳しい。 …農作業などで体を動かす、即ち運動すること。
Aストレスが少ない。 …ストレスが全くないとボケてしまうので、少しあった方が良いが、強いストレスは万病の元。
B大食しない。 …………腹七分目ぐらい、摂取カロリーを少な目に。
C美食をしない。 ………牛肉・トロなどご馳走は少な目に、タンパク質・脂肪・コレステロールを控え目に。
D野菜の摂取量が多い。…野菜、芋類、海草類を多めに摂取。
 是非こうしたことに留意され、健康長寿、幸せな人生を送って頂きたいと存じます。

 本日の会合は、蓮田市及び社会福祉協議会から補助金をいただき、自治連合会役員と民生委員で構成した椿山地区敬老会実行委員会が準備にあたり、ご協力者の皆様にお助け頂き、ご出演の皆様には快くご承諾を頂いて、開催の運びとなりました。今日1日が心に残る楽しい会となるよう、是非お楽しみいただきたいと思います。重ねてご長寿誠におめでとうございます。